従来のDFテスターは、主に自動車道路の動摩擦係数を測る目的で作られたのに対し、DFテスター・Sタイプは人が利用する場所の摩擦係数を測る機械です。 歩道、遊歩道、遊園地等の舗装面、あるいはビル、体育館の床面等人々が利用する場所の静摩擦係数、及び低速度(0〜15km/h)における動摩擦係数を測ることができます。 本機械は、歩行者用滑り抵抗試験機の備えるべき生体力学的基準、人間工学的条件を考慮して作成しました。 DFテスターの原理をベースに設計したもので、持ち運びが容易で、しかも測定者の個人差が出ないようになっております。また、測定用のゴムチップを自分が測りたい物(例えば靴底の材料)に交換することにより容易にその物の摩擦係数を測ることができ、対象面に多少の凹凸や目地があったり、多少の傾斜があっても測定が可能です。測定結果は測定と同時に(X-Y レコーダー)により、各速度に対応したμの値が連続的に記録され、その場で結果を読むことができます。
大きさ: 本体 (たて 440mm よこ 390mm 高さ 410mm) コントロール (たて 480mm よこ 630mm 高さ 185mm)
重量: 本体(ケース込)42.6kg 本体のみ25.6kg コントロールのみ 17.0kg