D.F.テスター(ダイナミック フリクション テスター)舗装路面などのすべり抵抗を測定する、可搬型の測定器です。
路面などのすべり抵抗を測定する機器は、多くのものがありますが、D.F.テスターは、取扱いが容易で、測定者の個人差が出ないこと、狭い場所の測定もできること、また、一度の測定で
路面などのすべり抵抗と速度の関係を把握できるなどの特徴を有することから、国内だけではなく、海外でも大学などの研究機関をはじめ、道路会社、自動車メーカ、タイヤメーカなど幅広い機関の方々に使っていただいております。
日本道路協会編 「舗装調査・試験法便覧」のなかで、舗装路面すべり抵抗の測定方法に用いる測定器として載せていただいております。また、米国FHWA
(Federal Highway Administration) の測定装置のガイドブックにも掲載されています。
現行品のD.F.テスターは、パソコンとつないで、パソコンからの指令で、測定開始速度までの上昇、散水(付属の給水タンクから、信号制御で自動的に散水)、測定開始、測定終了、データの保存までを 短時間で行うことができ、測定コストの低減化を考慮したものになっています。
測定には、ASTM (American Society
for Testing and Materials) に規定された、路面すべり抵抗測定用標準タイヤのゴム配合と同等のゴムを用いたスライダーを使っています。
|