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CTメーター
   
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Last Update: 03/25/2016

製品案内
Circular Texture MeterASTM : E-2157-01
 

本CTメーター(回転式トラックメーター)はCCDレーザー変位センサーを使用した路面粗さ計です。これはDFテスター(回転式動摩擦係数測定器)が動摩擦係数を測定する測定円軌跡に沿って路面の粗さを測定できるようつくられています。
路面の粗さを表す方法はいくつかありますが、本CTメーターではMPD(Mean Profile Depth)として表すようになっており、DFテスターと組合わせて使用することでIFI(International Frection Index)を算出することができます。


米国FHWA(Federal Highway Administration)の測定装置のガイドブックにも掲載されています。

 
  米国特許 : US 6,679,106 B1
  欧州特許 : 第EP1203928号
 <指定国>
  イギリス、フランス、ドイツ
  イタリア、オランダ
  国内商標 : NIPPOCTRM
本体写真
計測器本体 (表) 計測器本体(裏)
主な仕様
 
1. 変位センサー:CCDレーザー変位センサー
2. レーザーの測定範囲:30mm(65〜95)
3. レーザーのスポット径:φ70μm
4. 波長:670nm
5. 分解能:3μm
6. 測定円半径:142mm
7. 1回転のサンプリング数:1,024
8. サンプリング間隔:0.9mm(±0.05mm)
9. 1回転を8区分に分割、区分毎にデーター処理
10. 1区分のサンプリング数:128
11. 回転スピード:6m/min
特徴
 
1. 小型で(約13kg)ポータブルである
2. 1回の測定時間が短い(約45秒)
3. 測定値はMPDを表し、再現性が良い
4. 測定が簡単で、しかも個人差がない
5. 電源は自動車のバッテリー(DC12V24W)使用
6. 1回の測定で路面の走行方向、走行方向と直角の方向、走行方向と45°の方向、並びに円周全体の4種類のデータを取ることができる

1回転のサンプリングを1,024(892mm)とし、これらの測定値をA〜Hの8区に分け、各々のMPDを算出する。8区に分けた中のA,Eの平均をとれば走行方向のMPDを表す。
C,Gの平均をとれば走行方向と直角の方向のMPDとなり、またB,F及びD,Hの平均をとれば走行方向と45°の方向のMPDとなる。勿論AからHまでの平均をとれば全体のMPDが得られる。

測定原理
 

本器は変位センサーとしてCCD(Charge Coupled Device)レーザー変位センサーを使用し、これを路面上80mmの位置で半径142mmの円軌跡上を回転するアームに位置し、このアームをDCモーターで回転させる構造になっています。
測定原理は円軌跡上を約0.9mmピッチで路面の凹凸を感知し、その値をA/D変換してメモリーに記録、1回転1,024ポイントの測定を行います。これらの値をコンピュータで処理、1回転を8区分し各区間毎のMPDを算出するものです。

CTメーター計測システムCTメーター計測システム

用途

 

歩道、自動車道などの舗装面・ビル等の床材・マンション等の共用部分床・体育館等スポーツ施設の床・その他
寸法・重量
 

大きさ
本体(ケース込) (たて 590mm よこ 470mm 高さ 330mm)
本体 (たて 400mm よこ 400mm 高さ 270mm)

重量:
本体(ケース込) 24.0kg
本体のみ 13.0kg

作業風景
 

 

 
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